3/18/2007

木の話 その2

 今回の改装工事ではコスト削減を第一にしたために、1本298円の2x4材(1830ミリ長)を購入して使いました。
 まだ生木で水分もかなり含んでいました。
 あまり気にしなかったのですが、やはり一部心材もあり、板目材もありで後で反りやねじれに悩まされることになりました。
 テーブルの脚には自分の山から檜の間伐材を切り出してほぼ数ヶ月間自然乾燥させたものを丸太のまま使いました。
 しかしこれもやはり乾燥は不十分で背割りをしないとひび割れが生じてしまいました。
 木口(こぐち)面というのは年輪が見える断面で木口面に垂直に年輪の中心を通る面で板取(いたどり)するときれいな正目(まさめ)板が採れます。
 これ以外は丸太のままで板取すればほとんど板目になります。
 板目の場合は乾燥が進むにつれて年輪の外側の方がより水分を含んでいるので収縮度も大きくその分縮みます。従って木の外側が反りあがります。


 

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